特別企画

新美容成分プロテオグリカンを5ヶ月塗って、肌を計測してみた

5ヶ月肌に塗ってみたので、あらゆる角度で変化を測定してみます。

肌を計測するためのお部屋。様々な機材があり、湿度や温度を一定に保ってあります。

プロテオグリカン生活。にようこそ! このサイトは、プロテオグリカンという新しい美容成分をご紹介するサイトです。プロテオグリカンは鮭の鼻軟骨から抽出した成分で、ヒアルロン酸並の保湿力があったり、ターンオーバーを促してくれたりするんですが、そういう触れ込みの新成分に対して、多くの人が知りたいのは実際に使った人がどうなったか、だと思います。そこで、当サイトでは坂川朱音さんという一般の方にお願いして、毎日プロテオグリカンの1%水溶液を化粧水がわりに使っていただいて、使い心地などをレポートしてもらうというのを2011年4月から行っております。

で、今回は、坂川さんの主観的な感想だけでなく、客観的にデータをとってみたらどんな変化が起きているのか、プロテオグリカンんは肌に影響を与えているのか調べてみようと、そういう趣旨でございます。ずらっ数字だけ並べてても面白く無いので、わりと丁寧に、どの数字がどういうことかご説明しながら結果をご覧いただこうかと思います。

お断り

本日の計測メニュー。2時間ぐらいかけて測っていきます。顔の写真だけで18枚くらい撮影するんですよ。

誤解のないよう最初にお断りしておきますと、これからお見せするデータはあくまで坂川さん個人のデータで、全ての方が同じように変化することを意味しているものではありません。実際、データをプロにとっていただいて、なるほど人によって違うのねということも実感できた部分があります。そんなことも少し織りまぜてわかりやすくお話できればと思っています。

それからもう1つ、この結果はプロテオグリカンが入っている製品の効果を証明するものではありません。原材料メーカーの一丸ファルコスの立場から言えば、製品も同じように効果があるよ、と言いたいところですが、そういう言い方は薬事法で禁じられております。あくまで、これはこれ、それはそれ、ということで、あとは読者の皆さんにご判断いただきたいと、こういう次第です。

前提となる、坂川さんの肌の状況

こちらが、坂川さん。データ上は若くてピチピチですが、本人はお肌の曲がり角を気にしています。そういうものかもしれません。

さて、個人によって異なるとお話しましたが、そういう意味でデータをより意味のあるものにする為には、今回プロテオグリカンを試してもらった坂川朱音さんについて少し知っておく必要があります。

坂川さんは29歳女性、職業はブックデザイナー、いわゆる本の装丁をしている人です。プロテオグリカン生活。がスタートした時点で、まずプロテオグリカンを試す前の肌について計測しているんですが、実はここで誤算がありました。本人の弁によるとアラサーになって肌荒れが気になりだした、とのことだったんですが、想像以上に肌の状態が良かったんですね。ピチピチでした。良い肌の状態の人を、さらに改善するというのは非常に難しいわけで、この結果に本人は目を輝かせ、関係者一同がっくり肩を落とす奇妙な光景が見られたことは、言うまでもありません。

そんな中、2つだけ平均よりも非常に悪い数字がでたのが、紫外線ジミと茶色ジミという項目でした。紫外線ジミというのは、まだ目には見えないけどこれから現れる可能性のある肌の色素沈着、シミの予備軍みたいなものです。茶色ジミは皮膚表面のメラニンを解析したもの。こちらの2項目だけは100人中、50番目~60番目ぐらいで、期待の肌荒れ部分です。坂川さんは毎日自転車通勤ということで、朝の日光をガンガン浴びる日々を過ごしているそうです。これがおそらく、紫外線ジミ、茶色ジミの主要な原因になっているであろうと予想されます。

それともう1つ、季節のお話だけしてからデータに移りたいと思います。最初に計測したのはプロテオグリカン生活スタート時の4月。今回はそれから約5ヶ月が経って8月後半に計測しております。というと、ざっくり春と夏なんですね。計測時にはコンコース室という、湿度や温度を一定に保った部屋で、あらかじめ20分ほどすごして肌の条件を一緒にしてから測るんですが、それでも季節の影響というのは免れません。というわけで、季節が違うということも加味してみると、データが分かりやすくなるんじゃないかと思います。

角層水分量(肌の保湿について)の結果→ピッチピチになりました

肌に色々あてられてますが、これは奥で水分を測って、手前で肌の超拡大画像を撮影してます。

前置きが長くなりました、いよいよデータについてお話しします。まずは、保湿について。インピーダンス変化率という数字で指標を見ます。簡単に言うと電気を流してどのくらい抵抗があったかという指標で、それによって肌の水分の多さを見ます。水がたっぷりなら電気がよく通るということですね。4月のスタート時を100%とした時、8月には206.4%になっていました。なんと2倍! おそるべしプロテオグリカン。

ただし、最初にお話した通り、季節について考慮する必要はあります。春と夏では、夏のほうが圧倒的に湿度が高いわけで、肌が乾燥しにくいのは間違いありません。それでも2倍という数字は無視できないと思いますが、この結果については悪くはなさそうだぞ、ぐらいのイメージでとどめておいた方が無難かもしれません。ちなみに、プロテオグリカンの保湿力についてはこんな実験でヒアルロン酸やグリセリンなどと比較したりしてます。よければこちらも御覧ください。

【関連記事】
実験!! ヒアルロン酸やプロテオグリカンは本当に保湿力があるのか?

シミ、シワ、肌のキメ細かさや、毛穴についての結果→夏に勝った!

こんな感じので機械に顔をつっこんで、画像を撮影し、コンピューターで解析します。この機械、300万とかするんだそうです。

肌のシミやシワなど8項目について、パーセンタイルという指標で計測しました。パーセンタイルというのは、同性同年代の人100人のデータの中で、何位くらいになるかというのを、1~100の数値で示します。本来は100が一番良くて、1が一番悪いんですが、ここでは分かりやすく1番良い人を1位、ビリを100位に置き換えて表現し、スタート時の4月と今回計測した8月とで比較します。計測した8項目の結果は以下の通り。

シミ:皮膚表面の色素沈着を全て解析。
13位→13位 かわらず

シワ:肌表面の線状の部分を解析。
27位→15位 ランクUP!

きめ:色の均一性、皮膚表面の滑らかさを解析。
22位→17位 ランクUP!

毛穴:目立つ毛穴を解析。
15位→9位 ランクUP!

紫外線シミ(隠れシミ):将来シミになる可能性がある、奥に潜む色素沈着を解析。
61位→57位 ランクUP!

茶色シミ:皮膚表面のメラニンを解析。
53位→55位 ランクDOWN!

赤い部分:表面のへモグラビン。炎症、ニキビを解析します。
18位→11位 ランクUP!

ポルフィリン:ニキビの原因となるP アクネ菌の代謝物であるポルフィリンを解析。ニキビの出来やすさを評価できます。
4位→3位 ランクUP!

ぱっと見て、ほとんどの順位が上昇しています。全体的に肌の状況が良くなったと言えるでしょう。計測前の坂川さん個人の感想では、肌の状態が良くなって化粧のノリがいい気がするとのことだったので、ほぼ体感と一致してるのではないでしょうか。ただし、元々肌の状況が良かったこともあって、それぞれの上昇幅は大きいとは言い難いところもあると思います。それでも全体的に改善されつつある、ということはしっかり言えると思います。

赤外線シミ(隠れジミ)を解析している画像。きっとどんな人でもこれを見せられたら肌のケアを意識せざるを得ないぐらいのインパクトがあります。

逆に注目したいのは53位から55位にランクダウンしている茶色シミと、ランクアップしてると言っても61位から57位でほぼ横ばいの紫外線シミです。これは坂川さんが気になっている2つで全く改善されていません。が、この結果はむしろ坂川さんにとってかなりハッピーであると言えます。なにしろ、スタート時の計測は4月で、今回は7月、8月と夏の日差しを浴びまくった後です。1年でもっとも紫外線ジミや茶色ジミが増加すると思われるタイミングで、ほぼ変化なし。これはもう、夏に勝ったといって差し支えない結果じゃないかと思われます。

プロテオグリカンがシミの改善を促進する力があるのは、主にEGF様作用によるものです。そこらへんの詳しいお話が知りたいかたは、以下の記事にまとめてありますのでよろしければ御覧ください。

【関連ページ】
プロテオグリカンのここがすごい!

弾力・たるみについての結果→弾力は改善されたが、たるみは改善されず

弾力を測られる坂川さん。肌を吸われてます。

お次は、肌の弾力やたるみについてです。どちらも眼瞼部、目の下のあたりを測定しています。

弾力は、塑性変化率という指標で、機器で肌を吸引してその戻り具合で弾力を見ます。塑性というのは、何かに力を加えて形を変化させた時、そのままの形で残っている性質のことですね。4月の数値を100として、100より数字が大きければ大きいほど塑性がある、なかなか元に戻らないということで弾力が無く、100より少なければ少ないほど弾力があって塑性は少なく、プルンッともとの形に戻る肌、ということになります。

塑性変化率 4月を100とすると→8月は72.06 弾力UP!

というわけで、弾力は4月時点より改善されていることが分かりました。3割増しで非常にいい感じと言えるでしょう。さて、弾力があるお肌というと気になるのはそれで見た目が改善されるか、という点ですね。というわけで、たるみのテストもしています。

どういことをするかというと、まず座った姿勢で、頬に丸いスタンプを押します。その後、今度はうつ伏せになって、同じ丸いスタンプを色違いでもう一度押します。すると、うつ伏せになった時肌が重力に引っ張られてたるめばたるむほど、2つの色のスタンプの形に差ができてくると、こういうわけです。その写真がこちら。

どうでしょう……青が座って押したスタンプ、赤がうつ伏せで押したスタンプ。これ、ほとんど変わってませんね。微妙に8月の方が赤と青の差が大きいぐらいかも。つまり、データ上は弾力は改善されてきているが、見た目的にはほぼ変わらず、というのが今回の結果でした。なんとも微妙な話ですが、本当にそうなのでしょうがありません。

角層状態(肌のバリア機能)についての結果→バリアパワーアップ!

角層というのは肌の一番外側で肌を外部の刺激から守るバリアの役割をしている部分です。測り方としては肌にシール状のものをペタッと貼りまして、それで剥がれた角層を見て重層剥離の具合を見ます。重層剥離というのは角層が重なって剥がれることを言いまして、重層剥離が多い皮膚はバリア機能が弱まっていて、乾燥だとか肌荒れが起きている場合が多いそうです。こちらは、4月時点と8月時点を写真で比較してみましょう。

紫色の部分が多ければ多いほど重層剥離があるということで、一目瞭然、これは改善が見られます。バリア機能が回復していると考えられます。

塗るだけの価値はあったかも

というわけで、多角的に肌がどうなったかを調べてみました。唯一たるみに関して微妙な結果に終わっていますが、全体としては肌の状態がググッと良くなっているのが分かると思います。これなら坂川さんも5ヶ月間塗り続けた甲斐があったというものではないでしょうか。

これだけ結果が分かりやすく出ると、プロテオグリカンの入っている化粧品教えて、と言われそうですが、残念ながらこれも薬事法の関係でここでは紹介できません。ここで化粧品の紹介をしてしまうと、プロテオグリカンの効果を化粧品の効果と勘違いさせてしまうことになる、という理屈なんですね。最初に申し上げた通り、これはこれ、それはそれ、なのです。というわけで、知りたい方は申し訳ないんですがご自分で調べてみてください。

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