プロテオグリカンのここがすごい!

プロテオグリカン(proteoglycan)は、若々しい肌を保ったり、柔軟な関節を維持するのにとても重要な役割をしている成分です。一体プロテオグリカンのどこがそんなにすごいのか、ご紹介していきます。まずは、肌についてのすごいところから。関節の方に興味がある方はスクロールしていって下の方からお読みください。

アンチエイジングがすごい

肌年齢が気になるあなたに

EGF減少

EGFが減少していくと、肌の老化が進んでいきます。

肌ってなんで歳とともに衰えていくんでしょうか? 人の肌にはEGF(Epidermal Growth Factor)というものがあるんですが、実はこれが肌の衰えと大ききな関係があります。日本語で言うと上皮細胞増殖(成長)因子、読んで字の如く、上皮、つまり肌の細胞を増やしたり成長させたりする因子です。このEGFは年齢とともに減少することが分かっていて、そのせいで、新陳代謝が落ち込み、ターンオーバーを遅らせて肌老化の原因になります。

ちなみに、EGFは20代後半から急激に減少し始めるんですって。これっていわゆる、お肌の曲がり角、というものですよね。

プロテオグリカンにはEGF様作用という機能があります。EGF様作用というのは、あたかもEGFの様に振舞う作用ということで、プロテオグリカンがEGFの代わりをします。これによって、アンチエイジングの効果が期待できるというわけです。

コラーゲンやヒアルロン酸を作るのがすごい

ハリとツヤのある肌が欲しいあなたに

ハリとツヤ

コラーゲンやヒアルロン酸を増やす働きで、肌の調子を良くしていきます。

プロテオグリカンには、コラーゲン産生促進作用と、ヒアルロン酸産生促進作用、という機能があります。産生促進作用、って分かりにくいですが、簡単に言えば肌の中でコラーゲンやヒアルロン酸が作り出されるのを助ける作用です。コラーゲンもヒアルロン酸も老化によって肌で作られる量が減少していきますが、コラーゲンが少なくなると皮膚のハリがなくなってシワやたるみに繋がりますし、ヒアルロン酸が減るとみずみずしさやしなやかさが失われていきます。

どちらも若く美しいお肌を保つ為にはとても大切で、多くの人が気になっている成分だと思いますが、プロテオグリカンにはこの2つが作られる働きを助ける力があります。弾力があってみずみずしいお肌の為に、プロテオグリカンは役に立つ成分なんです。

保湿力がすごい

カサカサ肌に悩まされるあなたに

かさかさ肌

冬になると乾燥して、かゆくなったり、白い粉をふいたり、なんてこともありますよね。

プロテオグリカンは、コアタンパク質にグリコサミノグリカンが結合してできています。と言っても分かりにくいんですが、コアタンパク質というのは芯のようなものだと思ってください。そしてグリコサミノグリカンは1本1本毛のようなイメージです。芯となるコアタンパク質に毛のようなグリコサミノグリカンがたくさんくっついていて、このふさふさがスポンジのように水分を吸収するので、大変な保湿力を持ちます。

保湿力があるものとして、みなさんがよくしっているヒアルロン酸というものがありますね。プロテオグリカンとヒアルロン酸は、同等の保湿力があるんです。どちらも水分を吸収して保持するので、それがお肌に潤いを与えているんですね。ちなみに、ヒアルロン酸はどちらかというとベタッとした手触りなんですが、それに比べてプロテオグリカンは同じ保湿力でもサラッとした感触なのも、特徴です。

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プロテオグリカンを塗る生活。

柔軟な関節を助けるのがすごい

まだまだ元気でいたいあなたに

マラソン

最近はマラソンも流行っていて始める人が増えているようですが、膝や腰が元気だからこそ楽しめるというものです。

プロテオグリカンは肌の他に、軟骨にもたくさん含まれている成分です。そもそも、「プロテオグリカン生活。」に使われているプロテオグリカンも、サケの氷頭(ひず・鼻頭の軟骨)から抽出されたものです。プロテオグリカンは関節では軟骨に存在し、骨と骨の間の滑りをよくしたり、緩衝作用として働き、クッションの役割をしています。また、プロテオグリカンを減らさないようにすることは、軟骨を維持していくことに役立つことも分かっています。

膝や腰などの軟骨も、加齢とともにすり減ったりして、それが原因で炎症を起こすことがあります。歳をとってくると立ち上がろうとするだけで膝に痛みが、なんて人、結構いますよね。健康のためにスポーツを……と思っても、関節が痛んでは最初からチャレンジすることもできません。

毎日元気に、歩いたり、走ったりできる丈夫な体の為に、プロテオグリカンはとても役に立つんです。

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