肌や関節にある、細胞の住処
細胞外マトリックス、という言葉、聞いたことありますでしょうか? なんだか物々しく聞こえますが、これは体のいたるところにあるものなんです。簡単に言うと、人や動物の体は細胞によって構成されていますが、その細胞と細胞の間を埋め、足場を作っているのが、細胞外マトリックスです。実は、肌にいいと有名なコラーゲンや、ヒアルロン酸も細胞外マトリックスにあるものです。
細胞外マトリックスは、いわば細胞を包みこむ細胞の住処。コラーゲンやヒアルロン酸がお肌に大事だというのは、肌の細胞の住処、環境を良くしていこう、という話でもあります。そして、プロテオグリカン(proteoglycan)も肌や、関節の軟骨などの細胞外マトリックスにあり、とても重要な役割を持っています。
プロテオグリカンってどんな効果があるの?
美肌スイッチ
ひとつには、カサカサ肌の改善、シワやたるみ、アンチエイジングに効果があると言われています。同じ細胞外マトリックスであるコラーゲンや、ヒアルロン酸の生産を促したり、新陳代謝を高めたり、また、プロテオグリカン自体に大変な水分保持力があり、保湿をします。
つまり、プロテオグリカンがあることで、肌がより若々しく保たれるように機能しだす、美肌スイッチのような存在なのです。最近ではその効果が認められ、化粧品などに使われつつあります。
膝のクッション
プロテオグリカンはもうひとつ、関節の痛みなどにも効果があると言われています。こちらは、食べることで、軟骨を増やしたり、また、軟骨が減っていくことを防いだりする効果が期待され、膝や腰などの関節痛の改善に役立ちます。こちらも注目されつつあり、健康食品の材料として使われ始めています。
なんで今まで使われてなかったの?
プロテオグリカンは、全ての動物の皮膚や軟骨などにある成分ですが、それを高濃度で抽出するのが難しく、とても高価だったんです。
今回「プロテオグリカン生活。」で使われているプロテオグリカンは、本来捨ててしまうサケの頭にある氷頭(ひず・鼻の軟骨)から、特許技術によって高純度のプロテオグリカンを大量に精製したものを使っています。
ちなみに、青森では氷頭なますと言って氷頭を食べる文化もあるんだそうです。東北美人のヒミツは氷頭なますにあるのかもしれませんね。
プロテオグリカンを塗ったり、食べたりしたら具体的にどうなるのか、もっと詳しく知りたい方は、こちらの「プロテオグリカンのここがすごい!」も読んでみてくださいね。
【関連ページ】
プロテオグリカンのここがすごい!