ちょっと不調気味!?
梅雨だというものの、思ったより雨続きではないですがいかがお過ごしでしょうか? 私は前回に引き続きあまり快調ではなく、胃の調子がいまひとつ。興味深いのは、胃の調子が悪いとやはり口の周りに吹き出物ができるということ。見た目ではわからない、触ると表皮の下に痛みがあるなぁというくらいのものがいくつかできました。あと冬場は気にならなかったのに何故かこの時期に身体が乾燥しています。どこというわけでもない冬場にありがちな痒みがあるのですが、顔はそんなに乾燥を感じていません。冬に比べて皮脂量が増えているのか日中化粧直しをしないと脂浮きが気になります。
そんな今回の肌測定です。頬42.4% 額42.1% 今回は目の下いってみましょう38.4%。表面積は少ないのに水分量がやや少ないです。だからシワができるのでしょうか。どうしてもくぼんでいる部分は塗りが甘くなりがちなのでこれからは気をつけてみます。
装丁という仕事
私は本の装幀(そうてい)とよばれる本専門のデザイナーの仕事をしているのですが、まだその話をしていなかったのでちょっと紹介します。一口に本とはいってもジャンルは色々あってで子供向けの絵本から、小中学生向けの児童書、小説をはじめとした文芸書や詩集、エッセイ、大人向けのところではビジネス書や自己啓発本、写真集から作品集、教科書や辞書、タレント本までまちまちです。
本の形も大型本から単行本、文庫、新書までいろいろあるのですが、まず打ち合わせではターゲットとする年齢層や性別、場合によってはどんな仕事をしている人なのか、主婦なのか学生なのか社会人なのかといったことまで話し合います。どんなタイプの人にも受け入れられるというのがベストですが、こういう人に是非読んで欲しいというところに直接訴えかける顔作りというのは重要になってきます。清純派で売り出したいアイドルがギャルメイクだったり、演歌歌手がミニスカートではなかなか届けたいところに伝えられないのと同じです。
そしてデザインをするときにイラストや写真を使うのか、タイトル文字のみなのかということをまず決めて、その後たくさんの紙見本の中から使う用紙を選び、加工とよばれる紙を汚れから保護するために施すコーティングを決めます。つやつやしたビニールのようなものやさらさらしたフィルムのようなもの、ニスを塗って紙の質感を生かすものか、ここまでがメイクで言えばベースメイクです。デザインがアイシャドウやチーク、マスカラを塗るようなメイクだとすれば、さらにこだわるときは紙を型押ししてへこませたりでっぱらせたり、樹脂で盛り上げたりキラキラさせたりといったこともします。つけまつげやラメみたいなところでしょうか。どんな人に買って欲しいかでメイクはあっさりなのか、ばっちりなのか、誰にモテたいのかというのと同じ見極めが重要になってきます。
書店に行ったときには是非、自分が普段見ないようなジャンルの売り場を覗いてみて下さい。デザインがまるで変わっているのが分かると思います。私がこの仕事を始めて一番驚いたのは本の中のデザインです。児童書とよばれる「ハリーポッター」をはじめとしたファンタジーなどはとくに本の内側にまでその世界を再現する演出が随所にされています。ホラーの本も中身を読まずとも何か不気味だとか、気持ち悪いなぁという感覚は書体であったり、文章の位置であったり、普段気にも留めないところから醸し出されています。女流作家の柔らかい文章の小説や、詩集がぎちぎちに文字が詰まった文章が何か入り込めない、というように本の内容に合わせて少しづつ変えているんです。
週末の楽しみ
さて、前回の予告通り今月に入ってから毎週末焼き物にいそしんでいます。初めての体験なのですが、焼き物と聞いてイメージするろくろではなく、初心者はまずは手びねりという、簡単にいえば子供の頃の粘土いじりと同じで好きな形に手で成形して作る手法です。面白いのがボールに粘土を押し付けて作るやり方。これがなかなか綺麗な曲線の型をとれて、綺麗な器の形ができます。そこに線を入れたり道具で叩いたり、あるいは外に生えている葉っぱを押し付けて葉脈の線を生かしたりなかなか楽しい作業です。
一度作り始めると深さや大きさ、用途をイメージしては色んな器が作りたくなるもので私は今回5個作りました。そして成形して1週間ほど乾燥させた後に窯で素焼きをします。まだこの仕上がりではレンガのような状態で、表面もざらざらとして水も染み込みそうな仕上がりなのですが、ここで初めてグレーだった土の色が変化します。そしてさらに冷やして翌週は窯から出した器に釉薬(ゆうやく)といわれる加工をします。この釉薬作りがまた奥深く、灰や貝殻、石灰などを水に溶かして作るのですが、材料によって焼き上がったときの質感や色がまったく変わります。
温度や窯の作りでも大きく変化するそうで、いわば化学変化です。これは奥が深すぎて初心者にはやってみなければまったく分からない未知の世界です。日本の釉薬は茶器、花器をイメージすると分かりやすいのですが淡い色味のものが多いのですが、外国のタイルの色のような鮮やかな色味のタイルを取り寄せてみたのでそれも使ってみようと思います。しかし、いかんせん成分と温度の化学反応なのでどんな色が出るかはお楽しみ。今回はここまでなので焼き上がりの色の変化はまた次回紹介します。
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