プロテオグリカンを塗る生活。

12ヶ月目町の暮らしにあこがれて、下北沢

化粧水をぱしゃぱしゃやるのはよくない?

3月に入り、少し春らしくなるかと思いきや雪が降ったり春の日差しになったり、めまぐるしく天候も気温も湿度も変わり、花粉も飛んできたりで肌の乾燥も気になるこのごろですが、プロテオグリカン効果か肌はわりと安定しています。私は普段口紅やグロスも、リップもろくに使わないので唇と髪の毛が乾燥の目安です。唇の皮がめくれたり髪が絡まったりすると乾燥に気づき、はじめてリップクリームを塗ったりトリートメントでケアしたりきちんとドライヤーで乾かして寝たり気をつけるのですが、肌同様、日頃のケアが重要なのだなと思うのはそうなって初めて対策をしてもなかなか元に戻ってくれないことです。

髪の毛は特に、洗い流すものや、流さないトリートメントなど各種投入するのですが、1週間は期待に応えてくれません。肌もきっと短期的にも長期的にも同じことがいえるのだろうなと、表面化してきたシミを見て思います。日々の丁寧な美容は大切ですね。さて、今回の肌測定ですが、40.2%でした。髪も唇も最悪な状態にもかかわらず肌はどうにか持ちこたえています。

最近聞いたのですが、化粧水は手でぱしゃぱしゃとつけるのはムラができてよくないそうで、コットンでまんべんなく肌に同量の水分が行き渡るようにパッティングするのがなにより大切だそうです。コットンに化粧水が奪われてしまうのと、手でつけた方がしたたるように肌につくので変にけちってコットンは使っていなかったのですが高い化粧水を少し使うよりも安くてもしっかり肌に行き渡るようにコットンでつける方が肌にはいいのだと美容研究家がラジオで話していたので採用してみようと思います。

大人の社会科見学 ビール工場

ザ・工場見学!久々にこういう光景を見て興奮!先日、友人に誘われて小学校の社会科見学以来に工場見学というものをしてきました。それも、大人の社会科見学です。場所はビール工場! できたてのビールが飲めるということでいそいそと府中まで行ってきました。府中とはいえどの駅からも遠く広大な敷地だったのですが、ビール作りにいい条件の地下水があるということでこの場所になっているそうで、直接地下深くからくみ上げた水を使っているそうです。奥が深い! そして使う麦を食べさせてもらったり、苦みをもたらすホップの匂いをかがせてもらったり、ビールが発酵している音をタンク越しに聞いたり、原料が少ない製品だけに奥が深かったです。ひと通り工場を見学していよいよ試飲です。

最後に最高のご褒美!生ビールをサーバーからきちんとお姉さんが泡までこだわった注ぎ方でくれるのですが、20分間で3杯までということで日曜日の真っ昼間から乾杯です。これが、信じられない美味しさでした。出来たてだからなのか、注ぎ方のせいなのか、よくわかりませんが、苦みが爽やかでいてコクがあって、ジョッキでガンガンではなくグラスで1杯をじっくり堪能したくなる味でした。工場見学、病みつきになりそうです。

町の暮らしにあこがれて、下北沢

私は下北沢に住んで3年目になるのですが、この町を選んだのはなんてことはない、深夜に一人で行ける知り合いの飲み屋があるというだけの理由でした。この仕事を始めて数年間は週末の終電の終わった深夜に仕事が終わって、もはや友達と約束もできない終わる時間の見えない日々の中で飲みたくて仕方がない週末にタクシーでこの町へ乗りつけて、始発まで飲んで帰る生活を繰り返していたのでもういっそ、と越してきたのですが、それ以外の決め手は商店街が充実していることでした。

東京近郊の新興住宅地で育った私は、買い物は大きなスーパーまで車で行かなくてはならないし、住んでいる人たちもほとんどがサラリーマンの家で、新しくできた住宅街に方々から一斉に引っ越してきた家族が多かったので、町の文化というものにすごく憧れがありました。まず野菜を八百屋で買うとか肉を肉屋で買うとか、昔からあるお店だとか、お祭りだとか、そういう地元意識を持ってみたかったのです。だからここへ越してきて、御神輿に誘われたり、近所のお店の人と飲み屋で知り合いになってどこのお店がおいしいとか安いとかそういう情報交換ができたり、というのがすごく新鮮でした。

若者の多い町なので新参者でも行事ごとの仲間に入れてもらえる柔軟さがありつつも、お店で知り合った人にさらに行きつけのお店に連れて行ってもらって紹介してもらったりという横のコミュニケーションもあるのが住んではじめてわかった魅力です。週末は半ば観光地のようですが、平日の昼間や深夜は驚くほど静かです。

商店街が守る文化というもの

陽気な音楽に手をたたく大人と踊り狂う子供。下北らしいです。 

ちょうど今日、私の家のすぐそばにある商店街というには短すぎる、100メートルくらいの通りがなんだかやたら賑わっていて、他の隣接した商店街は週末なので相変わらず人通りは多いのですがその普段通り抜けるくらいの地味な商店街にある普段気づかないお店が出店を出していたり、フリマをやっていたり、バンドが路上で演奏していたり、果ては餅つきまでしていて通行人の数が普段の30倍くらいに激増していて「ここも一応商店街だったんだなぁ。」としみじみ色んなお店が実は潜んでいたことに気づきました。

大きな祭りごとがあるときは大きな商店街がここぞと張り切るのですが、小さな商店街は何でもないときにオリジナルのイベントで商店街起こしをしているようです。都市開発で闇市のなごりだった商店街が撤退させられたり、大きなビルが建ち始めたり、道もどうやら拡張されるらしいとここのところ下北沢はその話題で賑やかですが、劇場やライブハウス、ギャラリーや古着屋、ちょこまかした色んなお店がひしめき合っている町並みは時間をかけてすこしずつ作られて行ったもので、そこから文化が生まれたのだと思います。

器を用意してこういう町にしたい、という理想よりも町も文化もそこにいる人が作って行くものだと思うので、でっかい道路やビルが建つのも時代の流れかもしれませんが、それがどうしてもできてしまったときでも先の商店街のように、小さな店たちが頑張ってきっと文化を守って行くんだろうなと思った一日でした。

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※ここでの体験談はあくまでの個人の感想です。また、市販している商品を使用しているものでもありません。