特別企画

座談会 60代女性に聞く、サプリメントと運動と健康な生活

今回集まっていただいた4名。左から、山口さん、山上さん、岡田さん、久松さん。

人間、歳をとってくるとどうしてもどこかしら体にガタがきて、健康のことが気になったりするものです。でも、じゃあいざなにから初めればいいかと言われてもいきなりはなかなか難しいですよね。そこで今回は、60代を中心とした4人の女性に健康についての座談会をお願いしてみました。サプリメントのこと、スポーツのこと、そして大事なそれらにかかるお金のこと、どうやってみんなが健康で楽しい生活を送っているのか、その秘密を伺います。

お話を伺ったのは、当サイトでプロテオグリカンのサプリメントを飲んで体に起こった変化をレポートするプロテオグリカンを食べる生活。をやっていただいた山口さん63歳、それから久松さん65歳、岡田さん64歳、そしてこの中ではちょっとお若い山上さん47歳。山口さんは主婦の傍らにギャラリー・カフェに勤めてていて、後のみなさんは基本的には専業主婦ということになります。

サプリメントをはじめたきっかけ

サプリメントなどを試して使うのがすごく好きな平松さん。

久松:私は、今は膝は痛くないんだけど、7年くらい前に宝石屋さんにお勤めしたんですね。そこで1日中立ちっぱなしを続けていいて、3年間。朝9時にはいって出るのが7時くらいですから。途中で昼休憩はちょっとあるけど、ほとんど立ちっぱなし、お客さんがいっぱいいると昼休憩もないくらい。その時に、3か月ぐらいで膝に水がたまって、それで整形外科に行ったら水抜きますかって言われて、50CCくらい入ってるって。

だから階段ダメだし、正座なんてできないしって感じだったんですね。その時に、膝から水を抜くと大変って聞いていたので。あの、あれは膝が炎症している時に、体液がそこに集まるんですよね。なので抜くのはやめて、その頃はやっていた軟骨修正剤的なサプリメントを、1回6錠を1日3回、それを毎日1週間続けてガーッと飲んでたら、コロッと治りましたね。
編集部:早速ですが、健康に気を使いだしたきっかけなんかから、お伺いしていってよいでしょうか。

山口:それって病院から出たの?

久松:ううん、サプリメントだから。

山口:じゃあ、自分で探してきて?

久松:そうそう。

編集部:おいくらぐらいするものなんですか?

久松:
1ヶ月分で1万2千円。

編集部:結構するんですね。

山口:でもそれで治っちゃうならね。

久松:そう、治っちゃうのなら安いもんですよ。病院も通わなかったし。

編集部:それにしても、まあ価格そのものは高いものじゃないですか、気軽に買える値段ではないと思うんですね。それを買おうと思ったきっかけというのは何かあるんですか?

久松:その当時知り合った人の会社がキトサンって、ありますよねカニの甲羅とか貝殻から採れる、あれの開発をしていて、そのキトサンを粉にして錠剤にしたものだったんですよ。で、「これ、いいのよ、炭酸カルシウムがいいのよ」って言われて、で、飲んだら本当に治っちゃった。

一同:へぇ~

久松:キトサンの粉って、あの貝殻とかそういうのをパウダーにしたものがあるんですけど、それを買うとカレーなんか作るでしょ、油で炒めてバター入れて牛乳入れてって、色々そういうものが入っちゃっても、そのキトサンの粉をおおさじ1杯入れると、味は変わらないんだけどしつこくない。

一同:へぇ~

久松:油を吸着してそのまま出す、体に吸収させない、そういうものなんですって。

編集部:普段そういう食べ物食べるときに、薬じゃないんですけど健康に気を使ってこういうもの入れるとかって結構あるんですか?

久松:あります。好きなんですよね、そういうの見つけてきちゃうの。例えば、今飲んでるのは青粒っていうのあるでしょ、モロヘイヤの粒。

山口:青汁とは違うの?

久松:青汁を錠剤にしたみたいな。で、モロヘイヤだけなんですよ。それを1回10粒で。っていうんだけど、私はそこまでやると体調崩すんですよ。

山口:飲みすぎ?

久松:そうそう、飲みすぎ、野菜とりすぎみたいな。それで、減らして。自分の調子を確かめながら、6錠とか8錠とか試してみてくださいって言われてやってみたら、本当にいいんですよ。

サプリメントの情報源はどこ?

編集部:それは、どこでそういう情報を得るんですか。

久松:新聞!

編集部:なるほど、新聞。

久松:新聞今ね、広告がすっごいでてるもんね。

山口:そう、いっぱい出てる。

岡田:最近多いですよ、広告。以前に比べたら広告だらけってぐらい。

山口:それにやっぱり、私たちの年代が読むから、そうい人達をターゲットにした広告が多いの。そこそこお金持ってる世代だしね。健康食品とか、サプリメントとか多いよね。後は食べ物、産地直送みたいな。

編集部:みなさん新聞広告はご覧になりますか?

一同:うなずく

山口:時間があれば、全部見る。

編集部:久松さんはそれで買われたってことですよえ。

久松:そうです

編集部:他の方も、そんな感じで買われた方はいますか?

山口:うーん、買ったことはない。

岡田:買ってないですね。

久松:私は他には、サントリーで出してるセサミンとか。

編集部:詳しいですねー。

岡田:詳しいよー、彼女は。

編集部:お好きなんですね。

久松:たぶん(笑)

一同:

岡田:彼女は信じやすい! 私はダメなの、逆に。

編集部:疑っちゃう?

岡田:そうなんですよ。で、彼女から勧められてほとんど買ったことないよね?

久松:私は必ず試す、それも何ヶ月間か。1回ちょっと試してどうのこうのじゃ本当には分からないので。しばらく試してみて、いいとか悪いとか。

編集部:実際サプリメントって、効き目を感じるのには時間がかかりますからね。

山口:口コミが大事でしょ? やっぱりね、友達が使ってね、信用できる人がいいって言ったら信用できるじゃない? 全然知らない人が言っててもどうかなって思うけど。どこかの回し者かなって思っちゃうじゃない。

運動は元気な高齢者に憧れて

プロテオグリカンのサプリメントを実際に使っていただいた山口さん。

編集部:山口さんはプロテオグリカンのサプリメント飲み続けてますからね。

山口:そう、私は実際飲んで言ってるので。プロテオグリカンは膝には効果がありました。ただ、サプリメントは飲んだ方がいいと思うけどそれだけじゃダメ。例えば、筋トレ。私は痛いのが膝だから、膝周りの筋トレを毎日、テレビ見ながら。筋トレしないとやっぱり痛いのね、特に階段を降りる時。私は18年前に脳梗塞をやってるから、その後遺症もあって膝が脱力するのね。ガクッと。そういうのもあるから、慎重になってるの。

編集部:サプリメントだけじゃなくて、そういう筋トレとか、運動とかやられてる方には他にもいらっしゃいますか?

山上:スポーツクラブに入っていたんですが、やめてしまって。

編集部:行ってた時は、どういうところに?

山上:夫が転勤しがちだったので、移るたびにコナミスポーツクラブとか入ってましたね。スタジオでエアロビクスとか、そういう。

区のトレーニングに通う久松さん。先生はなんと80代。

岡田:私は今もやってます。ただ、やってますけど、高齢者向けので(笑)。先生がそもそも81歳の方なんですよね、女性の方で。

編集部:81歳の先生!すごいですね。

岡田:お元気なんですよー。

山口:いいサンプルだもんね。こうやってやればこの人みたいに歳とっても元気でいられるって。

岡田:そうそう。それでその先生はすごいおしゃべりで、たくさんしゃべりながらレッスンするんです、もちろんよく動くし。そこでは私がまだ若い方なんですね。

編集部:じゃあ、先生だけじゃなくってこられている方もわりと上の年代の方が多いんですか?

岡田:そうですね。そういう中で、色々取り込んでやってます。ストレッチもあるし、ラジオ体操もあるし、トリムも入るし、最後フォークダンス。フォークダンスは脳トレみたいなこともあるのね。毎回違うフォークダンスで、リズムをとって順番を覚えてってなると、脳に刺激があって。

編集部:いつぐらいから行かれてるんですか?

岡田:1年半くらい前かな。きっかけは先生とは別のやっぱり80歳代のお友達がいて、絶対いいから、1週間に1回きて続けなさいっていうんですよ。で、お元気なんですよその方がまた。姿勢もいいし、どこでも1人で行けるし。

編集部:やっぱりその、元気なおじいちゃんおばあちゃん達がやってることは自分たちもやろう、みたいなことはありますか?

岡田:やっぱり励みになるんですよ。若い人ができるのは当たり前じゃないですか。やっぱ80代の方が元気っていうのはいいですよね。

編集部:ちなみに、それはおいくら万円くらいするもんなんですかね?

岡田:おいくら万円なんて!区のサービスですから、月2千円ですよ。そうじゃないと私いけないもん。

編集部:それは安いですね。

山口:私は週に2回泳いでます。武蔵境のプールで。休みの日は昼間2時間でしょ、今日は夜帰り際に、8時から9時1時間。私泳ぐのは好きなのよ、子供の頃から。

編集部:具体的にはどういうことをされてるんでしょうか、あの、ただ歩く奴とかもありますよね。

山口:そうそう、あれはつまんない、私はね。でもいいのよ、体に負担がかからなくて、ただ私は25メートルプール行って帰ってきたらあきちゃう。だからクラスに入ってます、初級のクラスに。そうじゃないと、いくら泳ぐのが好きって言っても、1人で目標もないと15分か20分くらいが限度かな。でもクラスに入ったら、1時間なら1時間、いやがおうもなく、だいたい800メートルくらい泳がされます。先生がいて、3、4人でも仲間がいればやりますね。1人じゃなかなかやれない、つまんないもん。

岡田:私も入ったことあるんだけど、私はダメで、全然行かなくて、毎月月謝が落ちるだけ。(笑)

編集部:そういうこともありますよね。

岡田:だいたい、私嫌いだったのよ、水泳が、なのに入っちゃったの。

山口:そうなのよ、好きなことするのがいいの。私水泳が好きだから続いてるんだと思う。逆に私は走るのはダメ、後マシンを使うのも苦手。

若いころは水泳部だった山上さん

山上:私も泳ぐ方が好きですね。学生の時は市民プールで、2時間でいくらって決まってたから、3キロ泳いで帰ってくる。

一同:すごーい!

山口:3キロ!?

山上:水泳部だったんですよ。それに水の中だと負担が分散しますしね。

山口:そうなの。私は膝が痛いし、脳梗塞やってから左右のバランスも悪いから、歩いたり走ったりが大変で、その点水泳は楽です。

編集部:そういう意味では、結構水泳やってる上の年代の方もいらっしゃいますか?

山口:いますよー! 80歳の人とかいます、ぜんっぜん平気で泳いでますよ。私と一緒に泳いでるのが私が60代でしょ、で、後70代と80代、1人だけもうすぐ40っていう人がいて、その人はきっともうすぐ初級を卒業して中級に行っちゃうね。やっぱり若いと違うんですよね、覚えるのも早いし、体力もあるし。でも、みんなそれぞれのペースでやればいいから、私は万年初級で。トレーニングだからね、じゃないと何にも運動しないもの。

岡田:やっぱ歳とともに、必要に迫られますから。

久松:動きが違ってくるんですよ、やっぱやってるのとやってないのだと。

岡田:やっぱ50代後半からちょっと気になってくるんですよね。

久松:私は、離婚してるんですけど、離婚をきっかけに始めたんですね。これから働くのに体力がなくっちゃと思って。で、行って音楽にあわせて、ジャズダンスみたいな色んな踊りとかやらせてくれるんですけど、やってみたらもう面白くって面白くって、私踊るの好きなんだって。3か月やったらスタイルかわりましたね。

山口:私水泳やっても全然変わらないっ!それ以上食べちゃうからだね、きっと。

山上:ですよねー、私もそうなんです、食欲増進というか。

山口:もともとたくさん食べる方だから、これで水泳やめたらもっと酷いことになっちゃうんだと思うけど。

久松:あー、私の行ってるところでも終わったら食べに行くっていうグループの人たちがいるけど、やっぱり痩せないですね。ビール飲んで、たくさん食べてって。

山口:まあでも、美味しいビール食べて、美味しいご飯食べて、それで維持できてればいいかなって、そんな感じ。

月にいくら、健康にお金をかける?

編集部:サプリメントとか、スポーツクラブとか、そういう健康にかけるお金って月にどれくらいかけてます? 1万円ぐらいですか?

岡田:今はそんなにはかけてないかな。区のトレーニングは2,000円だし、飲んでるのは青汁だけですしね。

山口:私はだからその、水泳が1回1,000円で週2回ですから8,000円くらいですかね。

久松:サプリメントが結構あるから……なんだかんだ言って3万円くらい?

一同:えーっ!

山口:月に!? すごいねー!

久松:私やめられなくなっちゃうのよ。自分で調子いいなって思ってるから、やめるっていうと、折角ここまできたのにって思っちゃう。

岡田:私はさっきちょっと言いましたけど、青汁だけなんですよね、体に合ったのは。後は全然。その前にイチョウ葉を飲んだこともあったんですけど、高いんですよね。イチョウの葉っぱを液体にしたもので、小さなボトルで8,000円ぐらいで1ヶ月もたないんですよ。夫と一緒に飲んでたらすぐ無くなっちゃって、最後夫には飲ませないようにしても、やっぱり少なくて。

編集部:サプリメントは価格も大事なポイントですか?

久松:基本は1万円よね。

山口:ええー、1万円は高い!

岡田:続かないのよ、高いと。私は5,000円ぐらいでないと高いと思う。

山口:私は3,000円、1日100円って感じ。ふふふ、だったら飲む。

久松:青汁がそれくらいですもんね、1本に換算すると100円くらい。

山口:それこそ、わーっと飲んでそれで治っておしまいだったらいいけどね、飲み続けないと意味ないでしょ、サプリメントは。そうするとね。

岡田:でもまあ、好きならいいですよね。これからもっと歳をとって、何かしていかなきゃなって思うから。はまれるものがあった方がいいと思う。

山口:
私、はまりたいものならある。今、はまろうとしてるの。

岡田:何々?

山口:落語。

一同:わーっ、それ楽しそうー!

好きなものを、楽しく続ける

サプリメントや、運動、60代女性の健康に対する日々の感覚など伺ってきましたがいかがだったでしょうか。それぞれ色んなタイプの方がいて、お金に対する考え方違って、一概には言えないのですが、やっぱりキーワードは好きなこと、楽しいことであるように思います。自分がやりたいことをやっている人って、やっぱり元気ですからね。みなさんもぜひ参考にしていただいて、健康で楽しい生活を送っていただければと思います。

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