膝の痛みは小さくなってきたものの、まだまだ油断は禁物
プロテオグリカンのサプリメント、毎日飲み続けています。このサイトの編集部の方から「ちょっといくらなんでもうまくいきすぎなんじゃないの?」なんて言われもしましたが、実際痛みはとても楽になっているんですからしょうがありません。ただ、前回までで痛みは完全になくなったと思っていたところ、先日ソファから立ち上がる瞬間「ピキーン」と久しぶりに痛みが走りました。油断してはいけませんね。
しかし、健康な体というのは素晴らしいものです。私は以前、大きな病気を患ってから、そのことが本当に身にしみているんです。
18年前の危機
今から18年前、44歳の冬のことです。いつものように朝の忙しい時間をドタバタとすごし、子供たちを学校へ送り出して、やれやれ明日から冬休みとホッとした、その瞬間。頭にもやがかかった感じになり、突然手がしびれバタンとベッドの上に倒れてしまいました。脳血栓です。
幸い夫がまだ家にいたので救急車を呼び、近所の脳神経外科へ搬送。すぐに治療が始まります。足の付け根の動脈からカテーテルを入れ、首のところまでもってゆき、そこで血管のレントゲン撮影のための造影剤を注入し、CT撮影。脳幹の一部が梗塞してました。しかし、CTの際にはっきりと撮影する為に注入する「造影剤」の影響で、詰まっていた血栓がとれたようです。
10日間集中資料室、いわゆるICUに入っていました。絶対安静です、動脈からの大出血の危険もあるため足を動かしてはいけません。ただしリハビリはなるべく早く始めましょうということで3日目からベッドに寝たまま足先やら手やら動かすリハビリ体操を始めました。後から聞いた話ですが、夫はお医者様から、もしかしたら歩けるようにはならないかも・・・・車イス生活になるかもしれない、といわれたそうです。
回復への積み重ね
歩行訓練、両手でバーにつかまりヨタヨタと歩きました。その後何日かして、4支点杖というのですが、足のところが4つに分かれている4本足の杖を使って歩きます。その後3本足、そして1本足の普通の杖となり、杖さえあれば歩けるようになりました。そしてなんと、6週間で退院することができました。車いす生活になるかもしれないと言われていた私でしたが、夫が家にいて、良い病院が近くにあって、倒れてから30分位で治療がスタート出来たというのは本当に運が良かったようです。
実はその以前、ご近所さんが交通事故に遭い、救急車で良い病院に搬送されたおかげで一命を取り留めた、というようなことがあったんです。咄嗟にそのことを思い出し、救急車の方に病院の名前を告げてそこに連れて行ってもらったのです。
また、精神的支えになったのは3人の子供たちです。特に末っ子の娘はまだ小学6年生だったので私が必要だろう、まだ死ねないぞという強い気持ちだったと思います。
なんとか歩けるようにはなったものの、後遺症として左半身の痺れ、知覚障害、他には平衡感覚もほとんどなくなっていました。退院して2~3年は誰かにつかまるか、何かにつかまらないと歩けないので一人では外出できません。それまではどこへ行くのも車だったので、バスや電車の生活は最初はとても不便に感じました。それでも10年以上やった家族のアッシー君も卒業できたし、駐車違反でつかまることもなくなったし、本も読めるようになったしとモノは考えようです。その後もくじけず着々とリハビリを進め、4年後には娘と二人でアメリカにいる友人や親戚に会いに行くこともできました。
いとこが紹介してくれた体操教室に通いだすと、随分歩くのも楽になりました。倒れてから7年経った2000年には、英会話教室の受付のパートで働くことになり、週2日半を6年半勤めました。英語の勉強にもなったし、外国人の友人もいっぱいできました。そして5年前から妹の経営するギャラリーのカフェで働いています。昔から好きだったお菓子作り、英会話スクールのパートでブラッシュアップした英語、車を使わなくなり丈夫になった足腰、何一つ無駄なことはないとつくづく思います。
3年前からは好きな水泳も始めました。倒れて10年以上もずっと飲みたくなかったお酒もまた美味しく飲めるようになりました。
大病から回復した身体に次にやってきたのが、老化
老眼から始まって膝の痛みまで。たぶん人の身体は絶え間なく変化してるんでしょうね。リハビリを続けてやっと自分の足で歩んでいけるようになってきたところに、今度は膝の痛みがくるんですから。不自由ない体というのは、本当にありがたいものです。プロテオグリカンを食べる生活、これからも油断せず、続けていきたいと思います。
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