インタビューご試用いただいた皆さまの声

新・プロテオグリカン生活。

インタビュー: 2016/7/19

膝が楽になって、
ストレッチもできるようになって、
少しやせたんですよ。
いい循環です。

将棋棋士
村中 秀史
将棋棋士 村中 秀史 様

棋士は膝に負担がかかる職業なんです。

正座をすると、足がしびれたりもしますが、膝にも負担がかかりますよね。歳をとって、だんだんと正座がきつくなった、なんて思う人も少なくないんじゃないかと思います。それほど年配の方でなくても、正座を繰り返していると膝への負担が蓄積して痛みを感じる場合があります。実は、仕事で長時間正座をしなければならず、膝への負担に悩むような職業もあります。その1つが将棋のプロ棋士です。というわけで、プロ棋士の村中秀史先生にプロテオグリカンを使った感想を伺いました。

編集部

本日はよろしくお願いいたします。まずは、簡単な自己紹介をお願いできますか?

村中さん

日本将棋連盟、棋士六段の村中です。よろしくお願いします。

正座のある生活

編集部

これを読まれる方というのは将棋に詳しくない方も多いかと思うのですが、棋士六段というのはどのくらいの強さというか、どういった道のりを経てなられているんでしょうか?

村中さん

プロの養成機関で「奨励会」というのがあって、それを受験して6級なんですよ。6級っていうと弱そうですけど、それはプロの基準の6級なんですね。アマチュアの段位でいったら五段くらいないと入れません。天才少年と言われている人が受験して受かって奨励会になる感じです。

あがっていって三段までは奨励会。で、四段になるとプロ棋士になります。今、僕は六段なんですけど、棋士になって10年くらいたって、色んな昇段の基準がある中で、2つ昇段して六段。早い人だともう、八段、九段になっている人もいますけど(笑)

編集部

そうすると子どもの頃から正座をする機会は多かったんでしょうか?

村中さん

してますね。奨励会のころは、1日に3局指すんですよね、その3局の成績がいいと上にあがっていくんですが、3局の内、1局ぐらいは正座をしなさいと言われます。1局目ぐらいは気合を入れて正座でやりなさい、とかね。本当は3局全部正座でやってほしいんだけど、みんな子どもだからできないだろ、みたいなことで。

奨励会には幹事の先生という棋士の方がいらっしゃるんですが、幹事の先生も大変なんですよね、入ってきたばっかりで小学生の子もいて。三段くらいになるとみんなもう、そんなことを言わなくてもできるんですけどね。基本やっぱり正座しなさいって教えが多いですね。

編集部

プロになると、もちろん長時間正座をすることも増えると思うんですが、将棋の対局というのはどのくらいの頻度であるものなんですか?

村中さん

対局は週に1度あれば普通なぐらいですかね。ただ、トーナメント制になっているものも多いので、勝てば勝つほど対局は増えていくし、負けていけば減っていくし、という感じですね。将棋の大会のことを棋戦と言いますが、春に始まった棋戦で勝ち進むと、夏の棋戦と被って対局間隔が短くなったりもします。

編集部

その対局は1回どのくらいの長さなんでしょう?

村中さん

1番長いもので、タイトル戦とかは2日制とかもあるんですけど。それはすごく特別な場合ですよね。

編集部

1日の終わりに封じ手をする、みたいな話ですね。

村中さん

はい、それはもう本当に長いですけど、タイトル戦じゃなくても一般的な棋士が指せるもので長いものだと、順位戦という、名人戦に繋がる棋戦があります。お互いに持ち時間が6時間あるので、朝10時開始なんですけど、昼食休憩夕食休憩はさんで、単純に12時間以上かかるので、日付が変わることもあります。

編集部

その間は基本将棋盤の前で正座ということですか?

村中さん

そうですね。席を立つこともできますけど、将棋盤の前で座って考えてるというのが普通ですね。

編集部

あらためて考えると、結構壮絶ですよね。

村中さん

そうですね。まあもちろん控室みたいなのもあるので、控室で横になったり休んだりもできるんですけど、相手が指しちゃうと自分の持ち時間どんどん減っていきますからね。相手がいつ指すかわかんないですから、基本は盤の前にいるって感じですね。

長時間の正座と膝の酷使

編集部

かなり長時間の正座が必要になる棋士の方々ですが、膝を痛めている方も多いですか?

村中さん

膝と腰ですよね。まあ、僕はその中ではそれほどきつい症状ではないですけど、中には手術される方もいますし。

囲碁と将棋って似てると思うんですけど、囲碁の方って椅子席があるんですね。椅子で指すことができるんです。椅子と和室を選べるようになっていて、お互いがどっちを希望しますかって選んで、椅子を選べば椅子になるんですよ。

将棋は絶対和室なんで。最近はオープン戦っていって、まわりに観客の方がいる棋戦があって、それは椅子がでてきたんですけど。ほとんどは、座敷というか正座してなんですね。正座しているとどうしても腰とか膝とかきついですよね。

途中はそれこそ立ったりもできるんですけど、だんだん局面が煮詰まってくると席を立てないですから、だんだん夢中になって、前がかりになるというか、正座したまま顔だけ盤面に近づけていくような姿勢になっていくと、多分あんまりいい姿勢じゃないんですよ。それで膝に負担がかかる人は結構多いですね。職業病だっていう人もいます。

編集部

村中さんご自身はいかがでしょう?

村中さん

僕の場合はやっぱり膝がひどかったですね。正座が苦手っていうとダメなんですけど、棋士なのに…。僕は足がしびれるんじゃなくて痛くなっちゃうんですよね。よく、しびれるのは気合で我慢しろっていうんですけど、痛いのはつらいですよね。

あとやっぱり、その時痛くならないで、翌日ですよね。1日の対局が終わって、寝て、起きた時に、疲れのだるさと足の痛みというか、腰と膝の痛みで辛いことがよくあります。

そういう痛みがだんだん出てきましたね。だんだんというのは棋士になって10年じゃないですか、その10年の中で、だんだんちょっとずつ悪くなっていくような感じです。長くやればやるほど蓄積されていくような感じ。

なかには一発ぎっくり腰やっちゃってずっとダメだという人もいますし。実は意見としては、椅子席を導入するべきだという意見もあるんですね。でもやっぱり将棋って和の文化があるんで、見てる人はやっぱり畳でやってる方がいいんじゃないかなっていうところもあるんですよね。やっぱり将棋ファンの方に見ていただくという部分もあるんで、しょうがないですよね。

編集部

対局以外ではあまり困る場面はないですか?

村中さん

対局は週に1回ぐらいですけど、練習というか、「研究会」というのがあるんですが、そういう時も正座なんですよね。家で研究するときも、基本やっぱり対局するとき正座してやるわけですから、対局に近い姿勢でやるというと、結局正座でやることが多いんですよね。

まあもちろん対局とは違うので、きつくなれば胡坐でいいし、休んだりもできるんで、対局とはもちろん違うんですけど、でもやっぱり正座してやることが多いと思いますね、棋士は。本番と同じ環境で練習しないと、ということがありますから。ずーっと長らく正座でやっている感覚なので、それを急に胡坐でやると、リズムが崩れるようなイメージがあります。だから多少きつくても正座でやるっていう。勝負の世界なので、微妙なことでもちょっとやっぱり雰囲気変わっちゃうと…。神経質になってますからね、対局に関しては。

プロテオグリカンを飲んで、良い循環に

編集部

本当に正座の多い生活で、膝にも負担がかかってしまっているということですが、プロテオグリカンを飲んでみて何か変化はありましたか?

村中さん

いや、すごく良かった気がします。もちろんね、飲んでいきなり痛みがなくなるようなことではないので、これが絶対にプロテオグリカンのおかげだというようなことを言い切ることはできないのかもしれませんが。飲み始めて2週間から3週間ぐらいしたあたりですかね、私は、とても楽になった気はします。

編集部

それは、対局中の正座が楽になったということでしょうか?

村中さん

先ほども言ったように、対局をしている間は元々あんまり痛いと思わないんですよね。心の方がいっぱいで、体はあんまり…勝つ負けるというような精神的なものが占めちゃうんですよね。

でも、終わった瞬間に体がだるくなるんですよ。そして翌日足が痛くなるんですが、それがとても楽になりました。対局と対局の間に、足の痛みの回復が早いと、それは助かりますよね。少なくとも飲み続けている間は、痛いな、辛いなっていうのは、すごく少なかった、というかほとんどなかったですね。

それで実は、痛みがないこともあって、体幹トレーニングみたいなこともやってました。結局足が痛ければ、体を鍛えることもままなりませんから。膝が楽になって、ストレッチとかできて、実は少しやせたんですよ、私。そうしたら正座もまた少し楽になって、いい循環なんですよね。

編集部

対局以外のことでも楽になった、みたいなことはありましたか?

村中さん

私は、原稿を書いたりすることもあるんですよ。棋譜解説といって、他の人が指した棋譜を解説するのでパソコンにむかって、それで首が痛くなるんですよ。姿勢が悪いのかもしれませんけど。実はそれもずいぶん楽な気がしました。

他のことでいうと、将棋の仕事で、指導対局というのがあるんですね。多面指しといって、机をL字型に組んで、そこに相手の方が何人か並んで座っています。私は立って、盤を移動しながらいっぺんに何人か相手にする形で指していきます。

その時は、立って下を向いて、前かがみになって、ということですごくつらい姿勢なんです。その時もプロテオグリカンを飲んでいたらすごく楽に感じました。

編集部

前かがみの姿勢で立っていると、腰もきついですよね。

村中さん

そうですね、そういう意味でプロテオグリカンがあってとても楽だったような気がしています。また、実は「3月のライオン」という映画の監修もやっていまして。

編集部

人気の将棋マンガが原作の映画ですね。羽海野チカ先生がヤングアニマルで連載されている。

村中さん

はい、私はそこで将棋の監修をしていました。これも、別に私が撮影をしているわけじゃないんですが、でも本当に時間をかけて撮影が行われているわけで、やっぱりプロテオグリカンがあって助かりましたね。

編集部

映画の撮影というのも、大変ですよね。

村中さん

いや、本当にすごい世界ですよ。でも、将棋と同じかもしれないと思いましたね。映画が1シーンに1日かけて、我々は1局に1日かけているので。

編集部

本当ですね(笑)

これでやめて辛くなったら、やっぱり飲みたいと思うでしょうね

編集部

編集部:いかがでしょう、プロテオグリカン、続けて飲んでみたいと思われましたか?

村中さん

ぜひ、と思いましたね。もちろん、イコールかどうか分からないことなのかもしれませんが、少なくとも体調が良かったことは間違いないわけで。私は普段サプリメント系って飲まないんですよ。お酒が続いたときにウコンとかぐらいで。でも飲んでみてすごく快適だったので、それこそこれでやめてまた辛くなったら飲みたいって思いますよね、きっと。

編集部

そうですか。とても気に入っていただけたようで我々もうれしいです。本日は将棋の世界のことも含めて、本当に興味深いお話をたくさん、ありがとうございました。

その他のインタビューご試用いただいた皆さまの声